旅館・ホテルなどのリフォーム計画の要点
「旅館など」の宿泊施設において、改修・リフォームを検討したいと思ったとき、いきなり
”内装改修”を工務店など施工業者へ工事依頼してしまうのは大きな問題が残るケースが
多々あるものです。
それは、別に”施工の仕上がり結果”が悪くなるという意味ではありません。問題となるの
は”何故改修したいと思うのか””改修しなければいけない要素の有無”といった
『リフォームの目的』が不明瞭になりやすく、その結果「効果の有るリフォームと
ならない」といったケースがあることなのです。
「住宅」といった用途の施設であれば、住まいてが”好む”内装へと新しく衣替えされれば
それで良いわけですが、「旅館など」の場合には、”お客様にとって
快適な機能””お客様に好まれる空間”とすることが最大の目的となるのです。
これらの『課題』は、旅館・宿泊施設個々によってそれぞれ大きく異なるもの。リフォームに
着手してしまう前に、まずじっくりとそれぞれの”課題”を見つけ出して効果的なリフォーム
計画を立てることが大切だと考えています。
改修費用にメリハリを付けたリフォーム計画が大切
”問題点”がはっきりすれば、「柱や梁などの木部と床仕上げだけに新鮮味を持たせるリフォーム」
をするだけでも、十分効果があるリフォーム計画となることもあれば・・。「間取りを含めた
大胆なリフォーム計画」を採用しないと目的が達成されないということもあるわけです。金額の
大小に係わらず、”効果が生まれなければ無駄な投資をした”ということになってしまいます
からね。
あらためて「リフォーム計画」をする上で大切な要素となるのが・・。
◇リフォームの”課題と目的”をはっきり決めること。
◇投資できる”資金”と照らし合わせて「改修課題」を絞ること。
◇場合によっては、複数年にわたっての”段階的なリフォーム計画”を立てること。
の3つの要素です。
この要素をきっちりと決めることができれば、リフォーム計画として目的の60%は成功したも同然
ではないかと思います。
この”段階”において、『良き相談相手』と当一級建築士事務所ではないかと思っています。
「建築に関するコンシェルジュ」であることを強く意識して、特に”相談・アドバイス”
”課題の抽出”といった計画初期段階でお客様と共に、最善となる路を見つけるべく・・
ご協力させていただければと思っています。
何かございましたらお気軽に、担当:榑林(くればやし)までお問合わせいただければと思います。
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旅館リフォームの要素
”旅館など”のリフォーム計画に関して「課題」となる要素をいくつか下記に示して
おきたいと思います。大抵は複合的に課題点を持っていることが多いものですが、
とにかく各問題点の『優先順位』をかならず設定しておくこと・・も大切なこととなりますので
心に留めておいていただければと思います。
躯体強度の有無「耐震性能」
やはり老朽化が進んでいる建物であることも多いため、安全性「躯体強度」が問題点となる ことがあります。
建物機能「主に建築設備」の状態
まずは必要最低限の建物機能(給排水・換気・冷暖房・調理機器・建具開閉・居住性など)が 確保されているかどうかがポイントとなります。また追加要素として、「新しい建築設備方式 の導入(各種冷暖房方式)」「バリアフリー対策」「自然環境要素」といったものの必要可否 を検証することも大切な要素となります。
顧客ニーズの検証
現在最も強く意識している”顧客ターゲット層”と現状”建物空間”がマッチしているかどうか
・・運営・サービス面の対応も含めて、「顧客ニーズ(お客様の好み)」の確認・検証が大切な
要素となります。
・「内装計画イメージ」の種類
・旅館の「空間構成」について
周辺環境要素への適合
時代の変化とともに、”町並み環境””自然環境”も大きく変化している地域も少なくありませ
ん。多くの方に好まれる宿となるには、「周辺環境」に適した旅館となっていることもとても大切
な要素となってきます。
・「自然環境」活用の選択肢
”老朽化”への対策
単純に時間の流れとともに、建築資材・内装仕上げなどが老朽化してしまうことで、お客様から
”好ましく思われない宿”となっていることも多いものです。”趣きのある風情””歴史・文化的な香”
といった要素は、とっても多くのお客様に好まれる要素・空間となりますが、「悪しき老朽化」を
思わせるものは大きな課題となりうるものです。
この要素が最大の課題・・となっている場合には、”柱・梁の木部”だけでも老朽化した仕上げ状態
を新しくよみがえらせるだけで、大きなイメージUP効果が得られるものです。
私どもでは、「自然素材」を大切にした提案を大事にしています。なるべくであれば、本物の「自然素材」
を活用していく・・そういう視点から取り組むとともに、様々なアイデアを有しています。
当事務所では「得意な分野」のひとつでもあり、ご協力いただける各種建材企業との連携も
しっかりと行っておりますのでお気軽にご相談ください。