マンション「分譲賃貸」比較TOP>> 「賃貸マンション」のメリット・デメリット


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賃貸マンションの”メリット”

マンション ◇自然災害時の対応が可能。

基本的に、「分譲」と相反する事項がメリット・デメリットとなってくるわけですが、 最大の利点はやはり「地震などの災害」に遭遇した時に大きな負債を抱え込まないですむ という要素があります。

自然災害が発生した場合「建物」自体の損傷が多かれ少なかれ発生しますが、 「賃貸マンション」の場合はそれらに対する改修費用はもちろん大家持ち。 住んでいる方々にとっては、「建物」に対する修繕などの費用は発生しません。

今後の日本での「自然現象」を考えていくと、間違いなく自然現象は激しいものになってきます。

・地震
・局所的な大雨
・落雷
・雹
・突風 など

全ての自然現象は、そのエネルギーが強くなっていくと思われます。 それらに対して、「建物の構造的な損傷」はなくとも、外装部(窓・屋根・外壁など)に対して損傷が発生することは想像できること。 ≪水害≫に関連しては、内部への「水被害」が発生する場合も考えられます。災害に遭遇しただけでも、お金は必要以上にかかりますが ・・建物に対する修繕費用の負担は大きなものになりますからね。

それだけではありません。 「自然災害」に遭遇した場合、「賃貸住宅」に居住しているのであれば、安全な地域・災害を受けなかった地域に「移り住む」ことが容易に可能です。 「分譲住宅」の場合では、家賃のニ重負担となってしまうため、この行動がなかなかとれません。 「災害」に対して、対応力が高い生活スタイルが「賃貸」というわけです。

  ◇転勤などへのフレキシブルな対応力

上記と同じような要素ではありますが、自然災害以外でも長い人生を考える中では、 「生活」の変化にも多々遭遇するものです。 特に、市場経済が乱高下するような社会状況下において、「職業・職場」を常に同じところでいられる ・・という状況は少なくなっているのではないでしょうか。

「転勤」「出向」など働く環境が、変わる可能性は常に存在していると考えておく必要が高まっています。 そんな場合においても、「賃貸マンション」であれば、新しい環境へ移り住むことが容易に可能となります。 以前、経済環境が良い時期に限っては「分譲マンション」を売って新しい環境へ移り住むこともわりと 容易にできましたが・・現在、今後を考えていくと、「マンション」という形態の「居住空間」は簡単に売買できるような状況ではないと思っています。

◇「住宅設備」の交換時期に移り住む

最近のマンションにおいて「構造躯体部分」は、長期にわたって活用できるような仕様となっています。 広告的に「50年・100年もつ住宅」・・などと謳っているのは、この「構造的な部分・要素」のこと。実際に生活していく上では、次のような要素が良好なな状態を維持していく必要があるわけです。

*構造躯体を保護する要素
・防水層 ・外壁仕上げ(塗装・タイル) など

*快適な生活を送るための要素
・内装仕上げ ・床の下地 ・断熱材 など

*日々の生活に必要な要素(住宅設備) ・キッチン ・トイレ ・換気 ・給排水 など

この3つの要素は、使用状況にもよりますが、ある一定期間でかならず「修繕」が必要となります。(5年〜15年)くらいのサイクルで修繕が必要なわけです。しかも、全ての要素が同時に「修繕時期」を迎えるというわけではありませんから、場合によっては、5年くらいたってから以降は何かしら、修繕項目が発生・継続してくるということだってありうるのです。 住宅とは何もしないで・・「50年・100年もつ」というわけではないのですから。こういう要素に対しても「賃貸型住宅」の場合には、大規模な修繕が必要となったころには・・別の賃貸住宅へ移り住むということが可能になるわけです


マンション「分譲賃貸」比較要素!!


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賃貸マンションの”デメリット”

◇「家賃」は消費コスト

当たり前のことですが、「分譲マンション」と異なり、「賃貸マンション」でのゆういつのデメリットといえば・・ 「家賃は消費コスト」 であるということです。毎月一定のお金を支払っていくわけですが、それが何か「資産価値」を生むということはありません。 考え方としては「食費」と同じような感覚です。

日々生活していくことに対して、各種設備機器を活用してくことに対して「コスト」を支払っているという形態なわけです。 でも、これも考え方次第。 「分譲マンション」であっても、「ローンを支払っている期間」は賃貸住宅の場合と同じ状況です。 そういう意味でも「分譲マンション」の場合は、ローンを組まないで買える場合・・もしくは、短期間(10年以内)でローンが終了する形で購入できる場合において、メリットが発生するといえるのではないでしょうか。

◇価格設定が両極端

これは現時点での「住宅」状況から発生する問題点となります。 「賃貸マンション」の形態は、かなり多様化してきました。以前は「賃貸型の集合住宅」というと、 どらちかとえば「アパート」と呼ばれる住宅仕様の集合住宅ばかりでした。 極端にいえば 「マンション」は「分譲」 「アパート」が「賃貸」 というような、区分感覚があったのではないかと思います。

しかし、やっとここにきて、「集合住宅」への取り組みにも変化がでてきました。 「分譲型マンション」とまったく同じような仕様の「賃貸型マンション」が多く供給されるようになってきたのです。

これは非常に良いこと。 しかし・・現状は「賃貸型マンション」の使用が良いものは、かなりハイコストなものとなっています。 といいますか、都心立地など条件がすごく良いところに、ハイグレードの賃貸住宅が建設されているといった傾向となっています。 ゆえに、現時点では「ハイグレード」もしくは「アパートタイプ」の賃貸住宅といった二極分化されているような状態といえるかもしれません。 これは、現時点でのデメリットと考えられます。

今後は間違いなく、「中間クラス」の賃貸マンションが増えてくると思います。短期的には「分譲マンション」として売れなかった住宅が「賃貸」として供給されてくることも、想像されます。


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